あ、そうだ、後輩に当たるんやねー。

実はそんなに本とか読んだことがあるわけでもなく、ましてや舞台を見たわけでもないし、あまり語れないんだけども「明るい悩み」だけは大好きでしたねぇ。この人はものすごく頭の回転のいい人なんだろうな、って思ってましたね。

新聞の訃報に載っていた誰かのコメント（キダタローだったかな？）に、「今頃三途の川を見て「なんだこの川は」とか言ってるんじゃないか」ってあったけど、まさにその通りぶつぶつコメントを飛ばしながら歩いてそうな気がします。

　大学の後輩にあたる私としては（学科もちがうし、別に面識があるわけではないですが）びっくり・・・というよりショックでした。
　実は大学を決める時、ふと見た受験雑誌に芸大の記事が載っていて、インタビューされていたのがらもさんだったのですね。そのインパクトはハンパでなく、ここに行けばちょっと面白い人生送れるかも！という理由で（ま、他にもいろいろありますが）芸大受験を決めたのでした。なので、らもさんにはかなり思い入れがあったのですが・・・。
　もちろん小説家としての彼も大好きでした。『人体模型の夜』という短編集は、私の一番怖い本です。
　あちらでもあいかわらずのらもさんでいてほしいなぁ。