いや、今日も寒いですね。夜中にはバラバラと何やら霰状のものが降るような音がしていましたが、朝になったらぱーっと陽が照ったり急にかき曇って雨が降ったり。春の嵐って感じですかねぇ。
さて、寒いうちにネタにしなくてはと思っていたのですが(笑)まだぎりぎり間に合うかなー。最近、うちで凝っている鍋物の話です。
一時期妹尾河童さんの「扁炉(ビエンロー)」に凝ってた我が家なのですが、今年は新たに定番になりえる鍋が出来てきました。といっても名前もないので便宜的に「塩豚鍋」とでもしておきましょう(笑)
三枚肉(といっても赤身が多めの方がいいかな)を買ってきて、塩をまぶして2日ほど置いておきます。するとうまみがでてきておいしくなって、そのまま焼いたり、茹でてからしをつけてでも美味しいし、ポトフ作ったりとか…いろいろ使えるのですが、これを鍋に使います。
表面をさっと水洗いして塩を落としてから(塩分気になる人は少し水に浸けて塩抜きした方が吉)5ミリぐらいの薄切りにして、鍋に水、酒、にんにくひとかけ、しょうがの薄切りを入れて、がんがん茹でます。30分ぐらい。ちょっと柔らかくなったかなー?ぐらいまで茹でます。茹で終わったらしょうがは好みで取り出してください。
で、そのゆで汁と肉の入った鍋に、キャベツをちぎって投入。ふたりで半玉ぐらいいけます。いやほんとほんと。あと、大根の薄切りにしたの、えのきだけ、白ネギとか。ほうれんそうでもいいです(けどアクはとってね)。適当に入れて、キャベツの芯がやわらかくなるぐらいまで煮ます。そしたらできあがり。
好みのタレを用意して食べてください。これ、実はとある鍋料理本にあったレシピのアレンジなのですが、元々の本にあったエスニックだれよりも、ポン酢に一味とかで食べた方がうまい。扁炉風にスープに塩加えてもいいけど、塩豚を茹でたスープなのでもともと塩気があるのを計算したほうがいいでしょう。ごまだれとかでもいいかもねー。
食べ終わったら、扁炉と同じく、絶対に(笑)おじやを作ってください。茹でた時のにんにくが残ってたらつぶしてスープに溶かして。塩豚のうまみと、にんにくの風味で、めっちゃおいしいおじやが食べられます。
作ってみられたんですねー。
塩加減、私もけっこういい加減にしてるのですが、三枚肉1本(500グラム前後かな?)で小さじ2杯ぐらいですかねぇ。ビニール袋に入れて、塩を表面に適当に擦り込む感じでしょうか。それだと辛くならないですよ。
出汁うすめちゃうともったいないですね(笑)
塩豚鍋、作りました。
派手に塩漬けにしたせいで、豚肉自身が半端じゃないレベルで塩辛くなってました。水洗いしただけで炊いたので、塩辛い鍋になりました。野菜なんて焼け石に水です。
おじやはしかたなく出汁を薄めて作りました。
スカスカでした。ううう。