お昼過ぎから買物に出かけたんですけどねぇ…寒いのなんのって。マフラー巻いて手袋して完全防備しても、自転車に乗ったらもう身も凍るかと…なんて思ってたら小雨まで降り出してよけいに寒い寒い寒いついでに財布の中身も寒いっなんて言いながら帰ってきました。
さてそんな寒い時にはこたつで読書が一番ですよね…ってんで年末年始に電車で読もうと買った中から一冊。東京のオカヤマ人です。これ作者は人気ホラー作家の岩井志麻子。普段ホラーなんて全然読まない(というか恐がりなので読めない)のですが、今回はタイトルに引っかかってしまった。まさしく私もいま東京のオカヤマ人(オカヤマ人と名乗っていいかどうかはかなり微妙だけど)なわけですから。
帯にはめっちゃ岡山弁なコピー、「ただのエッセイと思うたらいけんよ」と、書かれています。
…ええその通りでした。最初は編集者とのやりとりとかファンレターの話とか、普通のエッセイと思って読み出したのですが、作者が作者なだけに思いっきりホラー風味な描写が出てきてビビったり(ほんとにビビりなんですよ、私)して真冬だってのにお腹の底が涼しーくなったりするありさま(笑) この人の話好きな人だったら笑って読めるのかもしれないけどなぁ。でもこんなにエッセイで「ひぇ〜」となったのは初めてだ。
というわけでこたつでぬくぬくと読んでも背筋がちょと寒くなるほんの紹介でした。冬でもホラーが好きな人が息抜きに読むのがおすすめかも?