丸の内OAZOの丸善をうろうろしていたら、「ダーリンの頭ン中」が出ているのを発見。前作の「ダーリンは外国人」もトニーの行動がとにかくおもしろくてあっちゅう間に読めちゃう傑作だったのですが、その続編ならまたぜひ読まねば。
で、周囲を見回しているとそのそばに「パリパリ伝説 1―不思議いっぱいパリ暮らし!」というのが置かれていた。のほほんとした画の、淡い色の表紙。オビには「『ダーリンは外国人』の小栗左多里も爆笑!!」とある。なんか面白そうなのでこちらも買うことにしてみました。
内容は作者がパリへ語学留学する前の話と、現地へ移ってからの話が中心なのですが、その他にもこの作者は旅行が好きらしくインド他アジアの国を旅した話もある。中には「だ、大丈夫か」と思うようなびっくりする話まで。しかもなんかこれらのネタにさらに小ネタを放り込んで、ひょうひょうとした画風で淡々と4コマに仕立ててあるのが面白くもあり、ふーんと感心しながら読ませてくれる風でもあり。私はパリに行ったことがあるのですが、道端に「落とし物」があるのは今でも変わんないんだなぁ(笑)なんて感じながら読んだり。
ところで、この人こういう画風なのかな、と思ったのですが、他の作品を見ると全然違うみたいですな。