Wed, 2005-04-06

米粉の活用法

新宿のクオカショップで小麦粉の代替で使用できるという米粉を買ってきたので、いろいろ作ってみようと実験中。

米粉のお菓子というと最近は「お米のロールケーキ」なんてよくお店でも見かけるようになってきましたが、多分こういう粉の開発が進んだからなんでしょうねぇ。お米の粉、要するに和菓子に使う上新粉と内容は変わらないらしくて、お菓子に使うともちもち、しっとりした食感が特徴のものに仕上がるらしい。

というわけで調子に乗って小麦粉の代わりにこの米粉でバナナケーキを焼こうと頑張ったのですが…。

焼けないんですわ。

パウンド型に入れて焼くので180℃前後で50分ぐらい焼けば通常は火が通るはずなのですが、全然ダメ。竹串を刺すとまだ内部が生なのがよくわかります。焼き時間を追加してもあまり状況は変わらず…。さては分量が多すぎたかと半量で焼いてみても、内部が焼けないのは相変わらず。というわけで、こういう菓子には向いてないらしい。失敗作を放置して置いたら、冷めて「ういろう」のような状態になってしまいました。米粉だからそりゃそうか。

というわけであまりどっしりした食感の菓子に仕上げるには向いてないらしい。スポンジやマドレーヌのような軽い食感のものに仕上げるのがいいみたいですねぇ。次はロールケーキでもやってみるかなぁ。

Posted by osa at April 6, 2005 08:48 AM
コメント

石臼とは懐かしいですなぁ…>やっそさん
自家製の上新粉で作った団子なんておいしいでしょうねぇ。

うちは、米は挽いてなかったけど、きな粉とかは作ってたような気もするな。遠い記憶ですけど…。

Posted by: osa at April 8, 2005 03:58 PM

お米の粉と言えば。
むか〜し、ばあちゃんが団子作るのに石臼でお米を挽いてました。
ごーりごーりと石臼を回すながら少しずつお米を臼に落として行くと
大きな木の受け具(その中に石臼を入れていた)に少しずつ挽かれた米粉が落ちて行く。

なんか久しぶりに思い出した光景。

Posted by: やっそ at April 7, 2005 10:15 PM

米粉の普及は技術が進んだことによっての供給量の増加と価格の下落によるところも大きいらしいです。確かに以前は小麦粉以外の穀類を製品に使おうとするとコスト面での影響が大きくて製品化できない、ってことが多かったですからね。

辻口さんのレシピ本も持ってるんですけど、いきなり変化球から試したのがダメでしたね(笑) パウンド型で焼くならもうちょっと熱効率のいいオーブンがないと難しいっぽいので、スポンジから再挑戦してみます。

Posted by: osa at April 7, 2005 09:06 AM

姫路でおささんも行ったあのケーキ店は、米粉を使ってます。当然パウンドもやってました。米粉を使う事により凄く軽い食感になりました。キメが細かいからね。米粉は、モンサンクレールの辻口さんが使って流行りましたね。
昔と今では、米を挽く技術が違うみたいです。
だから使えるようになったみたいです。モンテでは、四苦八苦せずスポンジを完成させる事が出来、今ではほとんど商品に使われてます。もし質問があればHPに書き込みされては?

Posted by: マスター at April 6, 2005 10:49 PM
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