今朝の朝日新聞を開けたら、中面に二連版(新聞の左右のページががつながってるやつですね)で、どーんとnanoの広告が出ていました。写真がそれですが、そのまま撮ると大きさがわからなさそうだったので、nanoをのっけて撮ってみました。
いやー、もと新聞広告屋としては、これだけの比率で黒を使って掲載基準に引っかからなかったんだろうかと心配になってしまいましたよ(笑) 黒は掲載寸法の7割ぐらいに、とかなんかあったと思う(数字はちょっといい加減)。多分、全体が一連のヴィジュアル(もしくは写真)ということで認められたんでしょうが、やはりほぼ全面黒のインパクトはすごい。それもだけどこれだけの黒を綺麗に(しかも裏の紙面に影響が出ないように)出すってのは大変だと思うなぁ。写真は全面を入れる為に離れて撮ったので新聞独特の縞が出てますけど、実物はもっときれいに黒です。
そういえば以前も別刷りで初代液晶iMacの広告が5大紙に折り込まれてたり、iBookの広告が中面ぶち抜きで出てたりと、他のメーカーがやらんような露出をばんばんやってきますね、Appleは。
そうですね、紙もよくなってますよね。
各社同じように見えて微妙に紙色が違うので、慣れると紙の色だけで新聞社の区別ができるようになりました(笑)
新聞社にもよるかもしれませんが、カラー広告の出せる面だけ紙を変えてあったり細かく対応してますよねー。
…といいながら私がやっていたのは9割がモノクロ広告だったりしますが(笑)
Posted by: osa at September 14, 2005 12:18 PM印刷技術も向上していますが、それを受け入れる側の
新聞巻取紙と呼ばれる紙の品質も良くなっていますね。
私が子供の頃の新聞紙とは明らかに、質感が違います。
多色オフセット用など用途に応じた紙質が選べるようです。
大判の写真がどんどん使えるようになって、楽しい紙面が
多くなっていますね。
実際刷る技術の方は詳しくないのですが、ここ数年で飛躍的に向上しているらしいです。CTPを導入している新聞社も増えてるみたいですし、新聞印刷ならではのドットゲインの大きさも、だいぶ小さくなったような。
リビング新聞みたいな週刊のタブロイド紙だと、普通の印刷並みにきれいなので、高解像度の写真で入稿する規定になってました。
朝日なんかはFMスクリーニングなんてかなりな高精細の印刷もやってますしね。あれはほんと、もう既に新聞じゃない域まで行ってますね。。。
Posted by: osa at September 13, 2005 02:21 PM>黒は掲載寸法の7割ぐらいに
インク濃度による、「裏写り」も最近は随分とコントロール
出来るようになったのでしょうか?
新聞の印刷技術がどんどん進歩しているみたいですね。