よしかわさんが食べていたグラマシーニューヨークの「和栗のモンブラン」があまりにもうまそうなので、見て速攻買いに走ったのですが、運悪くそのときは売り切れ。2回目のチャレンジ(?)にしてやっとゲットに成功。
お皿状にくぼませた経木の上になにかの葉(桜のようだけど、違うような…)を敷いて、その上にちょこんと鎮座するモンブラン。700円弱するにしては小さいな…と一瞬思ったんですが、モンブランペーストをひとすくいしてみて、あまりの予想外さにびっくり。
なんでしょうこれは。とてもあっさりとした…いやそれだけじゃないな、コクも風味もあるんだけど、口の中ですっと消えていくんですよ。今まで食べたどんなモンブランとも違う感じ。和栗だからなんですかねぇ…。で、食べ進んで行くと、中は一番下にメレンゲ、その上に求肥(!)、栗入りの生クリーム、そして栗の渋皮煮の幸せな4層構造。別々に食べてもいいし、全部をすくって食べてもいいし。横に添えられている栗の渋皮煮もそれだけでお菓子として出したいような雰囲気。中を見てみたい人ははしたないけど食べさしの図(ヘタッピ図解付き)をどうぞ。あ、これから食べる人は見ない方がいいかもよ。
ただ、横に添えてあるアーモンドの飴がけ(チュイールかと思ったけど違った)は合わないですねぇ。ここだけ突如洋菓子な雰囲気で。見栄えはいいけど、もうちっと和テイストなものにして欲しいですねぇ。桜の葉を入れた最中とかどうでしょう?
しかし、ほんとに上品な和菓子のようなモンブランですよ。これまで食べた中でいちばんおいしいモンブランといえば四日市「タンブラン」のモンブランでしたけど、これはまた違う意味で最高峰ですね。うーんうまい。