待ちに待ったエゾアムプリンが届きました。
エゾアムプリン、元々知ったのは前に取り上げた吉祥寺の本「きちぼん」でした。吉祥寺周辺で路上販売している「アムプリン」、しかし本が出たときには既に吉祥寺近辺での販売はやめてしまって、北海道に移転しました、という情報しかなかったのですが、10月頃に「エゾアムプリン」となって復活してると知りまして。その時は既に10月分の注文は終わっていたので、11月分の注文開始だった1日にそそくさと電話をして、注文。
ゆうパックで届いたのは大きな松ぼっくりのスタンプが押された段ボールのパッケージ。ずっしり重いです。それもそのはず、素焼きの器(これ自体もかなりずっしり)に入った容量1,270gのプリン、8〜10人分ぐらいはありそうでしょうか。グラシン紙でフタをして、紐で結わえてある姿がなんともいえません。この写真ではサイズがわからないですが、実物は直径20センチ。
開けてみると表面はとても素敵なキャラメル色の焼き色。このサイズなので、かなりな長時間オーブンでじっくりと焼き上げるんでしょう。取り分けると、表面から1センチぐらいの深さのところで層に分かれていて、表面に近いところはしっとりしたケーキのような食感、下はぷるぷる。ひとくち食べた瞬間から濃厚な卵の風味と、柔らかい甘さが口いっぱいに広がります。今まで食べたどのプリンとも違うんだけど、何故か懐かしさを感じる、おうちで作るプリンの究極の進化型みたいな。うまく表現できませんけど。
このプリン、ついていた説明によると「冷蔵庫でねかせると、日に日に味が馴染んで、濃厚になって、それもまたおいしいです」。毎日ちょっとずつ食べるのが楽しみ。