All aboutの「パン」のカテゴリでは読者ランキングが発表されているのですが、毎年おなじみの大手チェーンや有名店に混ざって「これ、どこのお店?」というようなお店がランキングに入っていて、気になるんですよねぇ。チクテなんかもそうですが、そのなかのひとつが「Zopf」。場所は千葉県の松戸。お店のサイトを見ても決して便利のよさそうな場所とは思えないのですが、毎年上位に入っていて、2004年には1位を獲得と高評価。一度お店に行ってみようと出かけてみたのでした。
車でないとたどりつけなさそうな感じの場所なんですが、駐車場がばっちり完備されてました。電車で行くなら最寄り駅は常磐線の北小金という駅だそうで、そこからバスで行くか、のんびりお散歩気分で歩いて行くか…という感じでかなり離れているらしい。ますます人気な理由が謎だ…と思いながら店の前に行くと、店内がいっぱいらしくお店の前に行列。警備員さんが中の様子を確かめて2〜3人ずつ案内してくれるのをしばらく待ちます。
やっと店内に入ると、ウッディな内装のお店は人でぎっしり。10人も入ればいっぱいではなかろうか。そして、壁回りの棚と製造室前の平台には、今度はパンがびっしり並んでます。しかも種類はオーソドックスなあんぱん(サイズが小さめで値段は2ケタ)にフルーツたっぷりのペストリー、手の込んだフィリングの総菜パンに、日本でこんなの売れるのか心配になってしまうぐらい、見るからに酸っぱそうなライ麦ぎっしりのドイツパンまでものすごく幅広い。
うれしくなって、トングとバットを片手にあれやこれやと載りきらないぐらいにパンを選びお会計をして、とてもパンを入れるサイズでないおっきな紙袋を手に、お店をあとにしました。
帰ってから袋をあれこれ開けて食べる。あれだけ幅広い種類があると、お店の傾向で大抵は得意不得意が出そうなものですが、ここはそれがないんですねぇ。あんぱんはふんわりと生地が香るし、ペストリーはサクサクでフルーツとの相性もよい。バゲットの香ばしさと小麦の香りも素敵。
味ももちろんだけど、選べる楽しさも人気の秘密なんでしょうね。こういうお店、近所にあったなら毎日行っちゃうかも。
カフェ、お店の横に2階へ上る階段がありました、あれですね。
こちらも美味しいという噂を聞いたんですが、込み具合はパンを買うより難関だと聞いた事があるので、なるべく早く行かないといけませんねぇ。
ツォップ、行かれましたか。
最近は混み混みで近づく気が削がれてしまうんですが、少なくともしばらく前まで2階にカフェがあってなかなか素敵でしたので、また機会があればぜひどうぞ。