Macを普段メインに使っているのであまり気に留めていなかったのですが、Flashコンテンツをメインにしたサイトの一部をWindows版のIEで見ると「このコントロールをアクティブ化して使用するにはクリックしてください」って出るんですよね。去年の春頃出たIEのアップデータが原因らしいのですが、出るのが普通なのかと思っていたら、ちゃんと対策済みのサイトでは出なくなっていることに気づきました。これは自分もちゃんと出ないようにせねばならん。
というわけで、Adobeのサイトで調べたところ、この問題に対応したFlash 8用のアップデータが出ているのを発見。これを入れるとパブリッシュ時のhtmlテンプレートに対策済みのものが追加されるらしい。知らなかったよー、さっそく入れないと。
ダウンロードしたデータを見てみるとExtensionの形式になっているらしい。というわけで、Extension Managerを起動してインストール、Flash 8を再起動。そしてパブリッシュ設定の「html」タブをクリックすると「アクティブコンテンツ HTTP」が追加されているはず…あれ？ されてないよ。
あららら。なんかおかしい。Extension Managerから一旦該当のExtensionを削除して、インストールをやりなおしてみても直らない。困ったねー。というわけで再度Adobeのサイトへ行って情報を探したのですが、この問題については何も書かれてない様子。うむむ、まいった。とりあえずExtensionがインストールされているフォルダの場所がわかったのでユーザフォルダの/ライブラリ/Application Support/Macromedia/Flash 8/のなかを見てみると、あれれ、/ja/のExtensionには、何も入ってないじゃないですか。これが原因やねーきっと、と思いながら、/en/のExtensionの中身をコピーして/ja/の方へ移して、またFlash 8を再起動。これで動くはず。
…と思ったのですが、これでもまだ動かない。えぇぇ。さらにググってみて、やっとこちらの記事で、移動させるファイルが複数あるらしいことがわかりました。/en/Configuration/の中に、「Commands」「Detection」「Extensions」「HTML」と4つフォルダがあったので、それを全て/ja/Configuration/の中へ動かして、三たびFlash 8を再起動。これでやっと、パブリッシュ設定に「アクティブコンテンツ HTTP」が現れるようになりました。
しかし、このアップデータ、配布されて1年以上経つというのに、不具合はそのまま放置されてるんですねぇ…CS3では既に対策済みらしいので、この問題はそのまま永久に置かれてしまいそうな予感。