「パリ砂糖漬けの日々―ル・コルドン・ブルーで学んで」を読みました。先日読んだ「京都に住まえば」で町家を借りていた多田千香子さんの本。朝日新聞の記者から整理担当をやっていたのに突然退職してパリに留学、コルドンブルーで勉強して帰ってくるまでが綴られていて、朝日新聞の「アスパラクラブ」に連載されていたものなんだそうです。
女子たるもの、誰しも一度はパリに憧れたことがあるんでないかな。という私もその通りで、中高生の頃は「オリーブ」など読みつつ「あぁパリ行ってみたいなぁ〜」なんて思いつつ、大学の卒業旅行で初めての海外旅行だというのにいきなりパリを選択(いま思えばめっちゃ勇気あるなぁとその頃の自分を褒めたい)、1週間あまりの滞在は今でも思い出すぐらいにいろいろな出来事が盛りだくさんで楽しかった。
とはいえさすがにいきなり会社を辞めてパリに留学、家まで買っちゃうような勇気はないので、この本で疑似体験。フランス人って確かにちょっと不親切なのよねー、親切な人だなーと思ったらたいていイタリア人だったり…とか、いろんなことを考えながらあっという間に読んでしまいました。さすが元新聞記者、文章も読みやすいです。
しかしね、この作者多田さんは、人を引きつけるパワーがある人なんでしょうね。どんな時でも回りに人があつまってきちゃう感じ。京都の町家を改装したアトリエもオープンしたらしいとか。最新の情報はブログ「おやつ新報blog」で。
おぉー著者さんからコメントいただきました。ありがとうございます。「京都に住まえば」で見てとても面白そうだったので、発売楽しみにしていました。実は岡山生まれだとか、新聞(に関係のある)仕事をしていただとか、いろいろ自分と共通点があるので勝手に親近感を持ってしまいました(笑)
アトリエのオープンおめでとうございます。なんの因果かいまは東京にいますけど、京都にいた頃だったら絶対にお菓子を習いに行くのになぁ…遠くからご盛況をお祈りしてます。近くに行くことがあれば寄らせていただきますね。
初海外はエジプトでしたかー。私もパリ旅行は超貧乏旅行でした。ケチったのと高所恐怖症でエッフェル塔のてっぺんまで行かなかったのが今でも心残りです(笑)
Posted by: osa at August 10, 2007 09:02 PMはじめまして。拙著ご高覧くださってありがとうございます。うれしいです。京都にお住まいだったのですね。また入洛の折には、ぜひ拙アトリエにお立ち寄りくださいませ。
ちなみに私の初の海外旅行は大学2年、エジプト3週間の貧乏旅行でした。飛行機に乗るのも初めてでした。今も昔も?よぅやるなぁと我ながらあきれます。