久々に百貨店のコスメカウンターに行って買い物をした。新色のアイシャドーを試してもらう前にメイクを落として目元をマッサージしてもらったら「とても疲れがたまってるみたいですよ」などと言われる。目の骨のふちのところを押さえてもらったら、確かに少し目が軽くなった気がする。
かなり目が疲れてるんだろうなぁ。先日も眼科に行ったときに「目にトラブルが多いようなら、仕事をするときだけ眼鏡をかけるという方法もありますよ」と言われ、それって老眼ということなんでしょうか…とひるんで、考えておきます、とそのまま帰ったのですが、老眼ではなくて遠視気味なために目が疲れやすくなってるということらしいとあとで知りました。ほっとくと肩こりや頭痛につながる…って、どちらもすでになってるじゃないですか。
今後のことを考えたら、使うかどうかは置いといて、1回眼鏡つくるのもいいかもしれん、と思って、眼科へ再度行ったのですが、先生が代診のため今日は眼鏡の処方箋は出せません、と言われる。がっくり。仕方がないので出直すことにして、大戸屋でごはんを食べて帰る。
大戸屋でかつおのお刺身の乗ったどんぶりをつついていると、隣の席のおばあちゃんと子供の2人づれの話が耳に入った。「お魚おいしいから、食べなさい」「いらない」というような会話が繰り返され、しばらくしたあと、子供が「ぼく、大きくなったら何になるのかなぁ」と言い出した。
突然大きな話題になったなぁ…しかし、言い出した割に子供は何も思いつかないのか、黙っている。
おばあちゃんは「さぁ、わからんねぇ、何になりたいの? パパみたいなサラリーマン?」 相変わらず子供は黙っている。
「さ、味噌汁飲みなさい」とおばあちゃんは言った。将来の「ぼく」と、目の前の「味噌汁」のかけ離れた感じに不思議な違和感を感じながら、私も将来のことを考えたら眼鏡をかけて少しでも疲れを減らすようにした方がいいのかななどと思いつつ、味噌汁をすすった。