基本的に料理は好きですけど、決して上手な方ではないので、料理本でよさげなのがあるとついつい買ってしまう→ちょっと試す→飽きてしまい込む→また新しいのを買う、という妙なスパイラルに陥ってしまう私なのですが、また新しい料理本を買ってしまいました。
「今日からおいしくなる洋食のシンプルルール」がそれ。恵比寿にある料理教室もあるレストランのシェフの本なのですが、作り方が今までの常識をくつがえす、ということだったので、ちょっと気になって。
例えばオムレツだと、普段はフライパンを熱してバターを溶かして、ほどよく溶けたら卵を流し込んで…ってするのですが、この本ではいきなり冷たいフライパンに卵をいれてしまう。えー、と思ったのですが、卵を入れてからゆっくり加熱することでお店で見るような黄色で焦げ目のないふわふわのオムレツに仕上がるらしい。確かに、最初に熱してしまうから手早くやろうとしても焦げ目がついちゃうんだから、逆転の発想で熱しないというのもありだよねぇ…。
その他、お肉やお魚を焼く時も冷たい状態から。サラダは塩で味を決めてドレッシングは極力少なく、とちょっと今までと違う料理法。
メニューの内容的にも基本のメニューを一通り押さえている感じなので、料理が初めての人にもよいかもしれませんね。