丸ノ内方面のバーゲンを見に行って、ちょっと遅めの時間にお昼を食べようと思っていろいろ探してみたのですがぴんとこないので、前から気になっていたPOINT ET LIGNEへ行ってみました。
ここのお店、つくりがちとややこしいのですが、パンの売り場とレジを抜けて奥のBARの入り口で待っていると、フランス人らしきギャルソンがやってきて案内してくれます。
メニューは何度か変わっているなぁと思うのですが、今はお昼は1500円のセット(日曜は休みらしい)、それ以外の時間はアラカルトのメニューもあるようです。なのでセットを注文。メインのパンに合うメニューはレンズ豆の煮込みで、そのままサラダ仕立てで食べることもできるし、オープンサンドにすることもできますよ…とのことだったので、オープンサンドにしてもらう。
まずはこのお店の美味しいパンがずらりとスライスされてトレーに、それと自家製のコンフィチュール、黒ごまを混ぜたバター。コンフィチュールは洋梨。さらっとして、すごく控えめな甘さで、くるみの入ったパンに乗せると美味しくて美味しくて。黒ごまのバターはシンプルなカンパーニュに薄く塗って食べるといい感じ。
パンをもぐもぐと食べていると、麦を使ったサラダと、ボルシチが出されます。よく煮込まれたボルシチがパンに合います。サラダは酸味がきいていてさっぱり。それからオープンサンド、薄くスライスしたパンにレンズ豆の煮込みを乗せて、チーズを上に乗せてパリッと焼いてあります。レンズ豆が濃厚で美味しい。
個性的で、好みが分かれるメニュー構成だとは思うんですけど(実際食べているときも他のテーブルで不満をぶつぶつ言い続ける女性二人組がいてねぇ…)私はこういうの大好きなので、すぐにでもまた行ってしまいそう。最初に出されるスライスされたパンは、大きな状態のものをお店で買うとちょっとお高いので、こういう形で食べられる方がありがたい。おなかいっぱいだったので頼みませんでしたけどメニューには「パンは好きなだけお召し上がりいただけます」とあるのでおかわりもできるみたいだし。