「すた丼」って、元はスタミナ丼、の略なんやろかね。以前から名前を聞いたりテレビで見たことはあったけど何故か未体験の東京の食べ物のひとつでしたが、先日たまたま品川で食べる機会がありました。
にんにく醤油で豚バラを炒めてご飯にのっけたもの…とレシピは一見単純そうだが、食べてみるとなんだか複雑な味がする。食べている間はそれほどにんにく臭は感じない。肉のほかに、ネギと、なにやら黒いものがあるのでほじくり返してみると、ごはんの上に少し海苔がしいてあった。少しといっても、ほんとに細切りになった海苔が3枚ぐらいなので味のアクセント?なんだろうか?
別添えにして出される生卵を乗せて混ぜていただきます。ミニ丼にしたんですけど、それでもかなり多いです…吉野家の並ぐらいのサイズありますよこれ。そして若干固めのご飯が大量。食べるペース配分をまちがえるとご飯が確実に余ります。 豚バラからしみ出る脂やごはんの量を考えると、学生向けメニューなんだろうなぁ、これ。
しかし何故だかクセになりそうな味をしてる。東京の丼ものにしてはデフォルトの状態は意外と薄味? テーブルの上には醤油とか唐辛子とかにんにく(これ以上追加するのか!)とかいろいろありましたから、好みに調味して食べるためかも。うちもにんにく醤油仕込んだの置いてあるので、忙しい時の丼メニューとしてすた丼もどきを作ってみよう。